2013年5月29日水曜日

43日目:Health Promotion

こちらの理学療法士は専門別に完全に分かれております。
そのため、違う科の理学療法士のことは、お互い知らないみたいです!
もちろん、その弊害を緩和するべく、一番トップの理学療法士の先生が
時々ルンド、マルメの理学療法士全体を集めて、近況報告をお互いするようです。

ルンドは一つの大きい建物の、○階が整形外科、△階が神経内科、となってますが
マルメは一つ一つの建物は小さく、科によって建物が違います。

今日はHealth Promotionというところに行きました。
理学療法士2名(内1名はルンド、マルメと半々だそう)
看護師1名
臨床心理士1名

ここの部署の目的は「たばこをやめさせる!!」
単にたばこをやめたい人ではなく、
糖尿病や心疾患などで、たばこをやめたほうがいい人、術前でたばこをやめるべき人が
送られてきます。

患者さんに行うことはまず質問紙を埋めてもらい(どのくらいやめる意思があるか?など)
運動指導、食事指導をし、日記帳みたいな物を渡す(何を食べたか、運動したか)
これをチェックしていきます。
時々メールを送ってもらいチェックします。

こちらでは、患者さんと理学療法士がメールでやり取りすることも多いです。
今回も患者さんから一週間行ったことがメールで送られてきてたし(なんと意識が高い!)
リハビリが今日で終了、という人に対しても
「また何かあったらメールして!」と理学療法士のメールアドレスを渡してました。

ただ、ここに来る患者さんは、みんなから散々たばこをやめろと言われてきてるので
初めは結構苦戦するみたいです^^;
聞く耳持たずというか…

日本にはないの!?と言われましたが
たばこをやめるために自ら医者のところにいくパターンは最近勧められている気がします。
(というか、CMが増えた?)
理学療法士と、専門的にはないですね。もちろん入院患者さんにはやめるように促しますが。

ところで日本のたばこ状況はどうでしょうか。
公の場ではなかなか吸いづらくなってますよね。
歩きタバコ×、公共交通機関×、レストランも分煙、タバコの値段up

WHOのホームページで、データは2010年と少し古いですが、日本の現状を見てみました

◎喫煙率◎
日本          男性:38.2% 女性:10.9% 全体:23.4%
スウェーデン(tobacco)男性:25.0%   女性:23.0%   全体:24.0%
      (snuff) 男性:26.0%    女性:  7.0%   全体:17.0%

※ちなみにスウェーデンのsnuffというのは煙のでないタバコです。
 上の歯と上の唇の間に入れます。みんな普通に会話とかそのまましてます。
 私の周りの人ではこちらが主流な気もします。
 煙がないという面では、周りにいる非喫煙者にとても良いですよね。
 でもニコチンが入ってるので、決して体に悪くないわけではないです。
※※そして、この画像検索をしたらグロイ画像がいっぱいでたので、絶対しないように!w



日本、喫煙者が予想より多かったです。
あまり周りで吸ってる人はいないけど、たしかに飲み会の席で
男性ばかりの職場の席だと、煙がもくもくしているのを見るかも…

WHOのホームページ
http://www.who.int/en/
日本について
http://www.who.int/countries/jpn/en/
日本のタバコについて
http://www.who.int/tobacco/surveillance/policy/country_profile/jpn.pdf

こちらの先生たちも日本人の喫煙率が多いとビックリしてました。
「日本は健康な国でしょ?心筋梗塞とかもすごく少ないでしょ?」と!
うーん、心筋梗塞に特化してはわからないけど、心疾患も死因のトップ3に入ってるので
少なくはないのかな〜?

タバコのTVCMがない、喫煙スペースがほとんどない、には褒めていましたw

そして、こちらの先生、心臓リハビリの方にも参加しています。
ope後数週間のみなさんへのエクササイズは「こんなにやってもいいんだ」と感じるほどハード!
しかし、50代の方も多く、日本に比べると少し若いかな?






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