2013年7月30日火曜日

106日目:働くスタイル

いつの間にか100日過ぎていた…でもまだ100日
濃かったと思う。。。
スウェーデンのみんなに「あれ!?まだ3ヶ月しかいないっけ!?」
と言われるのも結構嬉しい。(もちろんこんな方言みたいな言い方じゃないよww)

全員持ってる時間は一緒
一日24時間
一年365日

「1日24時間もあるんだから、8時間寝れて、8時間勉強できて、8時間遊べるよ!」
国試の時に聞いた言葉。

24時間というのはとても豊富な時間で。
切り替えが大事だということ。
時間の使い方次第で、経験値や知識はぐんぐん増える

前までは一攫千金タイプだったけど(短期間で上手くなりたい!みたいな)
今は長い目で見れる。あと3ヶ月でこれくらいできるかな?とか。これも成長。

ところで
まずはこちら
日本のビジネスパーソン68%が夏期休暇中も仕事。世界平均39%を大幅に上回る 
http://news.ameba.jp/20130729-383/


ルンド、めーーーーーーっっちゃ静かですwwwww

大学都市のため、人口の多くは大学生。
みんな夏休みで帰省しているので、本当に静か。

もちろん社会人の皆さんも数週間休みをとってるので、お店も閉まってることが多いです。

ある日マックに行ったら、店員二人で、お客さんはもちろん列を作ってました。
注文してからも二人で準備するため、なかなか商品を得られません。

でも、もちろん誰も文句言いません。

「マックは1分ででてくる」みたいな感覚の私としては、いらいらはしなくても、遅いな〜なんて思ってしまいました。


日本人である私たちは、早く、好きなときに、好きな物が、良質なものが、得られる環境が当たり前になっていると思います。

しょうもないクレームも多いです。
スーパーのお客様の声とか見ても…別にいいじゃんこんなことで怒らなくて…
て思っても、「その件は申し訳ございませんでした」って謝ってあるお店側。
「え?こんなことで?」て思っても、そう言わないといけないから。

居酒屋やレストランで怒るおじさんも何回か見ました。
来るのが遅いとかなんだかんだと。

だから日本でスウェーデンのように、みんなに休める環境を作るのは難しい。
消費者としてはきっとたくさんの文句が出てくるでしょう。
でも、私の友達でも仕事がいつも遅くなって、仕事後はご飯食べて寝るだけ、とか週末も疲れてる、仕事やめたい、なんて言う子が多いです。

休みたいっていうのは怠けたいっていう意味じゃなくて、仕事だけが人生じゃないから、家族や友達と会ったり、旅行したりっていう時間は欲しい。

スウェーデンのように夏だけ国全体をlowにしたらいいのに。
24時間のコンビニやレストランや漫画喫茶を減らして。
仕事も夜遅くまでやらなければ24時間は必要ない。夜中の仕事だったら先にご飯を買っておけばいい。
お客対応も17時までにすればいい。

とか思います。

スウェーデンだけ5週間とか休みなのかなって思ったら、イタリアやフランスも3週間とか休みがあるみたいです。
知らなかった。
彼らも、日本が1週間とかしか夏休みがないのは知らなかった。

意外と、知られてないよね。観光地だったり文化のことは知ってても。

こんなに海外からの情報が多いのに、仕事スタイルの話がないなんて。
もしかして、日本人がこれを知ったらストライキとかするのが恐いから?なんて

うーん、でもわからない
日本で働く場所を狭めたら働ける人も減るから。

でもでも、物やサービスで溢れまくってる日本、十分だと思うんです。

毎日22時まで働いて幸せな人種だったらいいんだけど、違うのに、どうしてなかなか変わらないんだろう。

心の健康は体の健康。

医療が素晴らしいから寿命が長い、生きてるけど退屈、そうじゃなくて、心と体が健康だから寿命が長い、そういう国にしたいです。


※追伸
Swedish parents more stressed than Europeans
http://www.thelocal.se/49318/20130729

スウェーデンの働くスタイル、システム、権利の話。

「おいおい」と苦笑してしまったところもありますが…

どうなっても文句は出るようです!笑



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2 件のコメント:

  1.  医療従事者も同様に休みをとるため、現在、病棟の半分は、閉鎖状態です。先日、Lundで頭部外傷の患者さんが救急外来の観察室で死亡しました。報道されたはずです。小児科の救急外来も同様です。日本の体制とは、おお違いです。
    休暇をなによりも優先してとれるのは、素晴らしいことですが、持病を持つ親としては、医師の私的なことで、毎日変わる診療体制やキャンセルに頭を痛めています。
     北欧のバカンスは、その後長い冬に備える意味もあるのです。欧州でも北に行くほど、バカンスが長くなります。
     

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  2. 私が行っていた病院でも、夏前に夏休み中のシフトについてのミーティングを行ったり、夏休み中は病棟は半分ほど閉鎖し、予定手術はほとんど行わないという現状に驚きました。患者さんに休みはないはずですが、それでもこういった体制をとり続けているということは、国民全体の「夏休み」の捉え方が日本とはかなり違うんだろうと感じました。それでも急を要する患者さんに「待って」とは言えないので、人手が足りなすぎるのは問題ですね。
    確かに医療従事者の休みについては難しいですが、少ない中でもしっかり休暇を取り、日本特有の過労死や自殺といった仕事による病を減らせる体制が実現していくといいなぁと思います。

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